Dreem up DART 8
DD8
ロックフィッシュ狙いでのダートゲームは今や当たり前のメゾットとなった。
特に、ドリームアップのDD8(DreemDART8)の登場により、一気に火が着いたといっても過言ではないだろう。
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DreemDART8(DD8) |
DD8の強さとは?
キレッキレのダートは当たり前である。
DD8の8は、ダートさせているワームを後方からみると八の字を描くようにダートすることからその名がついた
特に同DreemUpから出ているジグヘッドであるDDヘッド、DSヘッドとの組み合わせで、ダートに不馴れな方でもぶっ飛びダートが可能
セットで使うことによっての一体感が凄いコンビである。
YouTube DREEMUPより
https://youtu.be/YYartL7IMfcDD8の強さはハンドポワード製法にある
これまで出てきたダート系ワームは張りのある素材で、バイトの弾きが多発し、掛けきれない事が結構あった。
このDD8はハンドポワード製法で造られており、そのしなやかさはダートゲームにありがちだったショートバイトをより深く食わせ込めるようになった。
これはダートゲームに於いてかなりの進歩であり、このDD8が“より釣れる!”と思えるところだろう。
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このテールのスリットがピリピリっと波動を生み出す |
考え抜かれた形状はキレのダートを産み出すことと、テール部分のスリットとプニプニ素材でストレートリトリーブでも微波動を産み出し、底活性の魚にもアピールしてくれるのもポイントである。
キレのあるダートで、底活性の魚にも無理矢理スイッチを入れ、フォールの微波動で食わせ、ハンポワ製法のプニプニで深いバイトを獲る。
完成されたダートゲーム展開を可能とするのが、このDreemupDART8なのである!
マグナムカサゴ狩メインとなるDD8の3インチ
マグナムカサゴゲームでのダートゲームにはDD8の3インチをメインとし、2.5インチ、3.5インチを状況により使い分ける。
マグナムカサゴ狩メインとなるDD8の3インチ
DD8のサイズの使い分けとジグヘッドとの相性
マグナムカサゴゲームでのダートゲームにはDD8の3インチをメインとし、2.5インチ、3.5インチを状況により使い分ける。
通常であれば3インチがあればなんとかなってしまうのがDD8なのだが、使い分けをすることによって、より釣りやすく攻撃的に戦略を組み立てられるのも面白いところである。
晩期の2.5インチ
DD8の2.5インチとDDヘッド25の組合せのバランス。
メインの3インチよりも水切り抵抗が少なく、瞬発的に動かせるのでリアクション要素が強い。
これは、短距離で瞬間的にカサゴの視界からワームを消せることによって、動きを常にリセットさせるという、ダートゲーム特有のアクションである。
セットでのバランス
2.5インチのDD8と、ダートヘッド25のセッティングのバランスはボトムをトレースする時に3インチとまた違った顔を見せてくれる。
テールのスリットやハンポワ製法での微波動を生み出すDD8。
この2.5インチも同じく微波動を生み出すのだが、このダートヘッド25とのセットでテールをパタパタと振りながらスライドしてくれる。
これは、ストレート系ワームにありがちな真っ直ぐ落ちるカーブフォールの沈下スピードを遅くし、視覚的にもアピール力をもっと強いものにしてくれる。
小さくても小技が効かせられ、アピールも強い。
それが2.5インチ。
ピークを過ぎた2月辺りのフラットエリアに出ては来るが追いが悪くピンにベッタリな魚を1発で反応させたい時には躊躇なくサイズダウンの2.5インチ。
流れを考慮しながらも短距離で跳ねさせられるギリギリの軽さのジグヘッドが良いですね。
喰い渋るカサゴを2.5インチのリアクションとスイムで攻略
早期の3.5インチ
マグナムカサゴゲームに於ける早期。
フラットエリアに出て来てない魚は壁のフナムシやカニ等を補食するために壁沿いやそれに隣接する基礎などの駆け上がりの上に着いている。
そんな魚は結構ボトムが粗いエリアを好むため、浮力の小さいワームでは根掛かりを頻繁に起こしてしまう。
そこで使用するのが3.5インチ。
浮力があるワームを使うことにより根がかりを抑え、3.5インチのサイズ感で小型の無駄なバイトをある程度制御出来るところも強みである。
そして、早期のポイントとなるデカ目のワームをふんわり。それを可能とするのも3.5インチの浮力であり、シャローエリアの短いフォール時間も稼げるのも強みである。
DD8の3.5インチは夏を引きずる12月初旬のシャローエリア攻略に欠かせないサイズである
私的マグナムカサゴ狙いにおけるDD8の2.5と3.5の使い分けを簡単に書いてみた。
狭いスポットで移動距離を抑え、瞬発的にリアクションスイッチを入れやすい2.5インチ。
浮力によりシャローエリアでの根がかり回避に優れ、浅くフォール距離が少ない場所でもしっかり食わせの間が取れ、サイズを選べやすい3.5インチ。
そのどちらにも程よく対応してくれるのが3インチである。
DD8とジグヘッドのバランス
DreemUP DDHead/DSHead
DD8の2.5〜3.5インチに使用するジグヘッドは、相性抜群の同DreemUp社のDreemDartHEAD25(ディーディーヘッド25)と、DartSwimHEAD30(ディーエスヘッド30)の二種類である。
この2つのジグヘッドの25と30の数字は、25が2.5インチDD8専用、30が3インチDD8って表記であり、両DD8にフックサイズをジャストフィットさせてある。
シンカーとフックサイズを専用設計することにより、真っ直ぐ刺すだけで高バランスセッティングのキレッキレぶっ飛びダートを生み出してくれるナイスなジグヘッドだ。
ワームキーパーが付いてるDSHeadでもDDHeadと合わせることで、安定した刺しやすさと簡単ダート。
そんな簡単ナイスなダートゲームもちょっと小技を入れることで、より深いゲームを展開できるようになる。
あえて飛ばさない
急な気象変化により追いが悪くなるとダートを嫌う個体が出てきてしまう。
晩期の低水温期では、前に書いたように DD8 の2.5インチのピンスポットリアクションで対応できるが、初冬の荒れや降雪による急な水温変化時にはリアクションの釣りが強すぎてしまい、食わせるどころか逆にプレッシャーを与えてしまう。
しかしながら、ダートゲームのテンポ良いリズムと跳ね上げやすさは捨てがたい。
そんな時の小技がフックサイズを落としダート幅を大人しめにするといった方法である。
DD8の3インチをセットするとフックの小さいDDHeadの方がテール部分にしなる余裕があるのがわかる。
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上がDSで下がDD |
マグナムカサゴゲームのメインであるDD8の3インチを通常であればDS30をセットするのを、あえてDDHead25にすることでフックサイズが小さくなり、ワームのしなりを強めることでダート幅を抑えることが出来る。

このフックサイズダウンは、近距離でのカバー周りにもフックサイズが小さいことで根がかり回避にも役立ってくれるので是非とも試してほしいセッティングである。
ちなみに、このフックサイズダウンでのダート幅の変化は、科学的根拠があるわけではない。
これは、私が実釣し感じた効果であり、フックサイズ以外にも別の要素が加わっていたり、もしくは気分的な問題なのかもしれない。
だが、確実に釣果に結び付くものであるので是非とも試してみてほしい。
最後に
このドリームアップDD8を使ったダートゲームは本当に楽しい釣りである。
ロックゲーム=ネチネチとボトムを叩き、根掛かりと格闘する釣りは今や過去のものとなりつつある。
積極的にこちらから仕掛けていく攻撃的なテンポ良い釣りでありながら、しっかり食わせられる。
バスで言うところのペンシルでのドックウォークであり、ソルトではエギングと言ったリズム感のある飽きない釣りである。
DreemupDART8
是非とも体感して欲しい釣りである。
DD8/3インチ
マグナムカサゴオススメカラー3本
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レッドヘッド通称アカアタマ 派手系のイケイケ一番バッター。 パッケージにはグロー表記が何故かない笑 デイでもナイトでもとりあえず投げるのは赤頭である。 |
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ナイトシラス あまりの釣れっぷりで欠品必至の人気カラー。 浮力は欲しいがシルエットを小さくしたい時のイチオシ。 持っていて損はなしの即買いカラー。 |
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生カタクチ ナチュラルカラーでも、黒を入れることによりシルエットを出せるカラー デーゲームでベラやフグが煩い時にも強い。 水温高めの時期のデーゲームでの使用頻度はピカイチ この紹介した3種以外も深場に強いヒラメレッドや、生カタクチよりナチュラルな生イワシ、ザ、王道のホワイトグローにピンクグロー。その他ショップ限定カラーと選択肢いっぱい。 |
2.5インチDD8は、全カラーオススメでーす
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